看護師が転職を成功させるためには、どのような病院を選んで転職するかが重要だ。
この病院選びをおろそかにしてしまうと転職は成功せず、転職したとしてもすぐに退職する羽目になってしまう。
看護師の仕事というものは、どのような病院に勤めるかによって大きく異なる。
一般病院なら日勤の他に夜勤があり、様々な科が存在している。
個人病院や専門病院なら一つの科だけであり、看護以外の仕事をこなすことになるだろう。
大学病院は様々な科を移動したり、新人の教育をこなす必要性もある。
このように病院ごとに仕事内容が違い、またその違いから勤務形態も異なってくる。
これらを考慮せずに転職してしまうと、失敗する可能性が高い。
もし、「休日が少なくプライベートの時間が取れない」といった理由で転職を希望するなら、夜勤や転科が少ない施設を選ぶことが重要だ。
緊急外来などをあまり受け付けていない病院が良いだろう。
これとは異なり、「看護師として専門的な知識をより身につけたい」といった理由で転職を考えるなら、専門病院や最新の看護知識について学ぶことができる大学病院への転職が有益だ。
また、新設の病院への転職が人気だが、これも注意が必要だ。
人間関係をリフレッシュできるメリットがあるが、これから立ち上げていく病院であるため、マニュアル作成などを一からこなす必要が生じる。
ただ単に病院の新しさから職場を選択すると失敗することになるので、細心の注意が必要だ。